日本人の頭の中には日本で働く外国人(ここでの外国人は欧米ではなく、東南アジアや南アメリカを指しています)は、単なる労働力として日本に来ていると思われがちでした。

新興国の脆弱な資金力を支えるという大義名分を持ち、日本人よりも安い単価で労働力を得るというのが目的だったように感じます。

その最たる例は「外国人技能実習生制度」です。実習生としてのビザを発行し、3年等で仕事を覚える。という名目ですが、実質は最低賃金で若い労働力を得て、OJT(オフィスジョブトレーニング)という名目で、実際には労働力として利用するといったものです。

本格化する外交人労働者の増加で介護や建築の人員不足をどう補うか?が課題になっているが、まだ介護の分野では実習生は許可されておらず、建築は3年を5年に延ばして更なる修習生の利用を国が後押ししているように見えます。

この豊橋という町でも自動車という国を支えてきて大きな工業でも、外国人への依存度が高まってきています。

 

今までは労働力としての依存でしたが、最近では少し様子が変わってきました。

豊橋設計で働くミャンマー出身のミャッ・ミャッ・モーさんは、自動車工場に導入するロボットを作っています。ロボットの設計というコアな部門でも海外からの労働力を必要とする時代になってきているのです。

こうした背景には、日本で働く若者が減っているという現状があります。

これは、少子化など日本全体の問題で、大学なども人が少なくて潰れているという大学もあります。この豊橋という町よりも、名古屋や大阪、東京といった大都市に出ていく若者が増える事で、豊橋で頑張る新卒社会人が減っているのが現状です。

豊橋は技術科学大学という理系のトップクラスの大学を抱えていますが、卒業生が全員豊橋に就職するわけではなく、やはり外に出ていってしまうという問題を抱えているのです。

 

こういった人員不足が更に進む事によって、豊橋という町は外国人労働者がいなければ成り立たない町になっていってしまうのです。

派遣会社や人材紹介会社も日本人だけの派遣では人員が不足してしまうため、外国人労働者を積極的に採用しています。派遣社員として外国人労働者が工業部門や食品部門で活躍しているという現状を皆さんはご存知でしたか?

 

近い将来、外国人の取り合いになる事が予想されるこの豊橋という町でどのような未来が待っているのでしょうか?

もっと町興しをして、若者が住みやすい町を目指さないといけないという危機感を町全体で持つ必要がありますね。